グリーン経営を進めるためには、「自社の環境保全活動の取組み状況の把握」→「評価結果に基づく改善策の検討」→「行動計画の作成」→ 「計画に基づく取組みの推進」→「取組み状況の把握と見直し」というサイクルによって、様々な環境保全活動の継続的な向上を目指すことが必要です。
マニュアルでは、中小規模の事業者の実態に合い、かつ、容易に環境保全活動が行えるよう、環境保全への具体的な取組みを「グリーン経営推進チェックリスト」 (以下、チェックリスト)で把握・評価し、それをもとにグリーン経営を進めることができるような仕組みを示しています。
チェックリストには、事業者が目指すべき環境保全活動への取組みが示されています。これをもとに自社の環境保全活動への取組み状況をチェックすることによって、 まず、現状での取組み内容の整理と取組みレベルの把握が可能になります。また、自社の取組み以外にどのような取組みがあるのか、より高いレベルの取組みとしてどのような 取組みがあるのかを知ることができます。
次に示す「グリーン経営推進チェックリスト」を活用したグリーン経営の推進フローに沿って、自社の環境保全活動の取組み状況の把握をもとに、取組みの改善策の検討、行動計画 の作成・見直し、計画に基づく取組みの推進、取組み状況の把握と見直しを進めることになります。